八木さん
社員インタビュー
今回の社員インタビューは株式会社EFAラボラトリーズ(以下、EFA)で管理部のアシスタントマネージャーをしている八木さんです。もともとコンサルティング部に所属していた八木さんが、管理部に異動した理由や管理部でどんなことをしてきたのかなど、気になる話を聞いてみました。
八木さん
東京都市大学大学院/環境情報学専攻(修士課程)を修了。
2013年4月に新卒で入社し、コンサルティング部を経て管理部に異動。アシスタントマネージャーとして、ICT関係を中心に経理とオフィスも含め幅広く仕事をしています。
(インタビュアー(高野)のコメントを太字にしています)
◾コンサルティング部から管理部へ異動し、アシスタントマネージャーとしてICT関係の整備をしています
──八木さんは今現在、どんなお仕事をしているんですか?
管理部に所属し主にICT関連の仕事をしています。一般的には情シスと言われる分野やコーポレートITと言われたりする分野などを複合的に担当しています。具体的には社内のネットワークの構築と管理、基幹システムの開発、セキュリティシステムの導入、PCのキッティングやヘルプデスクなどです。その他には、経理関連やオフィス周り、たとえば防火防災関係や廃棄物関係の対応、行政へ提出する書類作成もしています。
──ICT関係を中心に管理周りのいろんなことをやっている、ということですね。
そうですね。あとはアシスタントマネージャーとして1on1の実施をしたりもしています。高野さんには、入社してからは備品発注や建物管理など、私がしていた仕事の一部を引き継いでやってもらっていますよね。
──はい。名刺や作業着などの発注や、入居ビルで不具合が発生した際のビルメンテナンス会社へ連絡など、入社してから八木さんから教えてもらいました。防災関連や廃棄物関連についても、少しずつ私で出来るようにしていきます!
よろしくお願いします。
──八木さんはもともとはコンサルティング部にいたという話を聞きましたが、管理部にはいつ異動されたんでしょうか?
2020年の4月なので、4年前です。
──どうして管理部に異動したんですか?
コンサルタントとして業務をしている中で「改善したらもっと業務が楽になるのにな」と思うことが多くなり、調査がしやすくなるようなシステムを導入するとか、そういう改善業務がしたいと思うようになったんです。一応、それまでWordで作っていた図面をillustratorで描くことを始めてみたり、報告書用の帳票をエクセルのVBAを使ったりと出来る所から色々やってはいたのですが、コンサルティング部にいると調査がどんどん入ってくるので、そこから離れてしっかりと時間を取って業務効率化を図りたいと思っていたときに、COOの金子さんから声をかけられて管理部に異動しました。
◾会社全体で解決しなければならない課題が、たくさんあることに気づいた
──実際に管理部に異動されてから今まで、どのような改善をしてきたんでしょうか?
調査の業務効率化をしたいと考えて異動したものの、金子さんと話していくと個別の業務改善の前に、会社全体を見たときに別の優先しなければならない課題がたくさんあることに気づいたんです。
──どんな課題があったんでしょうか?
まず最初に行ったのは社内のネットワークを整えるところからでした。それまで度々「インターネットに繋がらない」とか「ファイルサーバーにつながらない」といった声が従業員から上がっていたんですが、その頃はちゃんとした管理ができていなくて、何が原因なのか問題の切り分けができませんでした。そこでルーター・スイッチ・無線アクセスポイントなどすべてのネットワーク機器のメーカーを統一し、問題が起きたときに原因がわかるように、ネットワーク図を作成するなどして状態を可視化しました。
──まずはそこからだったんですね。
はい。結果的にはサーバーのIPアドレスの払い出し設定が上手くいっていなかったことが分かりました。1台の機器に対して1週間以上もIPアドレスを貸し出す設定になっていて、人が増えると機器も増えるので、IPアドレスが枯渇してしまっていたんです。社外用もちゃんと切り分けて、というように出来たのはその頃です。
──他にはいかがでしょうか?
ストレージのクラウド化も実施しました。元々は社内のファイルサーバーにデータを保存していたのですが、バックアップはどうなってるのか、万が一のときの復元はどうなってるか、誰もわかっていない 状況の時、データが消えてしまったことがありました。そのインシデントの後、Box, Dropbox,SharePoint等の選択肢がある中でいろいろ検証し、総合的に考えて初期から使用していたGoogle Workspace (旧 Gsuite) のライセンスを生かす形で、Googleドライブを使用することしました。
──今当たり前のように使っているGoogleドライブですが、そんな経緯があったんですね!
はい。その後はつくばラボでのネットワークの構築や、スマートフォンとPCのデバイス管理のためのMDM(Mobile Device Management)ツールの導入、エンドポイントセキュリティソフトのクラウド化、会計ソフトの入れ替え、PCをWindowsからMacへ変更・・・などをおこなってきました。
──すごいたくさん・・・!
もともと少人数の想定で構築されていたインフラでしたので、社員が多くなるにつれ新たな問題が顕在化してきたんです。直近では分析のシステム(基幹システム)をFilemakerで構築するプロジェクトも行っています。変えなければならないと感じてから、今のようなプロジェクト化にこぎつけるまでに、関係者の説得も含めて何年か時間を要しました。
──課題はまだまだありそうですね。
そうですね。次に取り組みたいこととして、SASE(Secure Access Service Edge)の導入を含めた、リモートワークに対応するさらなるセキュリティ対策を考えています。高野さんもたまに在宅勤務しているように、世の中のほとんどの人はコロナ以降リモートワークができる環境を求めるようになったと感じています。でも、それを管理する側はどうやってインフラを構築しようか四苦八苦していて、SASEはそれを解決するツールの一つです。そんなこんなで安心して働ける環境を構築する上では、まだまだやることがあるなという状況です。
◾ゲームをするために、自作パソコンを作っていました。
──八木さんは、もともとICT関連の勉強をされていたんでしょうか?
端的に答えるとNoですね。大学では環境と情報について学べる学部で勉強をしていましたが、タッチタイピングの授業があるようなレベルでした。印象に残っている授業は、入学してすぐの頃に自分たちでストーリーを考えてビデオ撮影をし、AdobeのPremiereというソフトを使って動画を作成したことです。今流行のYoutuberがやっているような動画編集ですね。研究室に入ってからは学会のウェブサイトをDreamweverというソフトを使って更新したり、illustratorやPhotoshopを使って学会のポスター発表の資料を作ったり、研究でCADやGISソフトを使ったりとパソコンに触れることは多かったかもしれません。こういった経験は会社に入ってすぐ、コンサルティング部にいた時に役立ちました。ただ、そういったアウトプットのためのITの勉強と、今やっている管理部の業務は、方向性や規模が異なるのかなと感じます。
──今のような業務で使える知識は、どのように身に着けたのでしょうか?
今やっているようなことを勉強しようとなると、自宅でサーバーを立てたり、業務用ルーターを買っていじってみたりしないと難しいかもしれません。私の場合は、もともとパソコンでゲームするために自作パソコンなど組み立てたりしていて、そういった経験が活かせてるかなと思います。友達に呼ばれて秋葉原でパーツを買って、他人のパソコンだけでも10台くらいは組み立てましたね(笑)
──10台・・!!興味を持っていないと、なかなかできないことですね。
iPhone3Gとかが出始めて皆がiPhone買ってパズドラとかやっていた頃に、WILLCOME03というMicrosoft Officeが使えるロマンあふれる物理キーボード付きのスマートフォンを買ったんですよ。ノートパソコンが重くて学校に持って行くのが嫌だったので、そいつでWordを開いて3インチのめちゃくちゃ小さい画面で大学の講義のノートを取っていた・・・という完全にヤバい奴でした。ちなみにWILLCOME03は金子さんも持っていたらしいです(笑)
──私はガラケー & Windowsノートの大学生でした (笑)
ガジェットオタクなんです(笑)なので、業務改善においても新しいシステムを導入することによって自動化ができたり、新たなガジェットを使えると「こんなことできるんだ」という発見があるのが面白いと感じています。
「ガジェットオタク」八木さんの愛用しているキーボード。人気のキーボードは購入してから届くまで3年かかることも・・・
◾「世の中に正しいサービスを届ける」とミッションを掲げるのであれば、まずは自分たちがしっかりと法律やルールを守らなければならない
──インタビューでは、みなさまに前職をお聞きしているのですが、八木さんは新卒で入社されたんですよね。
はい。他社での就職経験がない人はこの会社ではレアですよね(笑)
──EFAに入る前は、なにをされていたんですか?
大学院で、主に生物多様性オフセットに関する研究 をおこなう研究室に所属していました。人間の開発活動などによって自然生態系に与えてしまったマイナスの影響を、回避、最小化するよう努め、それでも残ってしまう影響を別の場所で再生(復元)させることによって、埋め合わせる仕組みのことを『生物多様性オフセット』といいます。しかし、何をもって自然を復元したと言えるのか?ということが疑問の一つとして挙げられますよね。それをはかるための定量的な評価手法というものを、熊本のダム撤去の事例をケーススタディとして研究していました。
──そこからどうやって入社につながるんでしょうか?
大学院にいるときは論文や研究に時間を使いすぎていて、就活が全然できていなかったんです。親にも就職を心配されていたくらいでした。そんな中で、所属していた研究室の教授とEFAの代表である亀元さんが知り合いで、同じ大学の先輩である大田黒さん(コンサルティング第2部マネージャー)とのつながりもあって、面 接を受ける機会をもらったんです。
──面接で印象に残ってることを教えてください。
亀元さんと大田黒さんを含めた4名が面接をしてくれました。私はスーツを着てしっかりネクタイをして、学会で発表したポスターなども準備して面接に臨んだのですが、開始してすぐに普通の面接では出さないような飲み物を出されて(笑)形式ばった面接ではなくフランクに話す場という感じでした。最初はビックリしましたが、結果的にはそれでリラックスして話ができました。まあ、今とは全く違うので参考になる話ではないですね。。。
──そんな時代があったんですね。入社を決めた理由はありますか?
そもそも就活をしていなかったので、他の選択肢がありませんでした。どんな仕事をするのかあまりわかっていなかったんですが、とにかくまずはやってみようという感じでしたね。入社前にもクリスマスイベントにも呼んでもらったり、ランチに誘ってもらったり、気づいたら入社日になっていました。自分からの視点はそれだけですが、今考えると先輩である大田黒さんが会社に対して、私がどういった人物かを説明してくれていたのだと思います。
──入社前と入社後のギャップはありましたか?
今振り返ると当時の自分は本当にしょうもないのですが、仕事内容については何をするかわかっていなかったという意味でギャップはありませんでした。実際にEFAに入社して働いてみると、残業時間が思ったより多かったです。終電を過ぎることもありましたし、私が入社してから5年間は定時で帰れたことは、指で数えられるほどしかありませんでした。・・・これ、記事に書いて大丈夫でしょうか?
──(苦笑)11年前の話なので・・・。昔は本当に残業が多かったという話は私も聞いたことがあります。今もコンサルタントとして必要な残業はあるものの、八木さんがお話してるような残業はないですよね。この10年でどう変わったのでしょうか?
世の中の風潮もそうですが、2015年に金子さんが入社してから大きく変わりました。金子さんは元々営業として私より後に入社しましたが、数年後にCOOになり会社の仕組みを構築するところに携わるようになり、会社を良い方向に変えていってくれました。規程を作成したり仕事のやり方を変えたり、残業時間をちゃんと把握して是正するように努めたり、働く環境をいろいろ整備していったんです。
──世の中には表面上だけしか変わらない会社もある中で、問題を認識して課題に取り組み変化してきたというのは、EFAのカルチャーを語るうえでとても重要だと思います。
そうですね。正直、当時の私は「どうせ変わらない」と諦めかけてたところがあったかもしれません。でも金子さんが社員が本当に働きやすい環境を作るために努力しているのを見て、会社として「世の中に正しいサービスを届ける」とミッションを掲げるのであれば、まずは自分たちがしっかりと法律やルールを守っていかなければならないんだ、ということをより意識して仕事をするようになりました。
コンサルタント時代の八木さん。廃棄物の不法投棄やその他の土壌汚染に係る事項がないかを確認するため、現地で目視調査を行っているところ。
◾自分で現状の問題を洗い出しては業務改善方法を模索して取り組む、というのを繰り返して今に至ります。
──管理部に異動してからは、どのように仕事を習得していったんでしょうか?
元々管理部がなかったところでの立ち上げメンバーだったので、誰かから教えてもらうということはありませんでした。ICT関連ではやらなきゃいけないことが山積みだったので、コンサルティング部に所属していた経験とパソコンスキルを活かして、自分で現状の問題を洗い出しては業務改善方法を模索して取り組む、というのを繰り返して今に至ります。あとは自分に足りない知識などは外部のITに詳しい方と契約して助言をもらうようにしたり 、最近では情シスの方が集まるオフラインイベントに顔を出すようにしています。世の中的にどういう流れになってきているのか、会社の中だけにいると井の中の蛙になってしまうので。
──経理関連についてはいかがでしょうか?
管理部に異動して半年後くらいに経理担当の方が辞めてしまい、当時は社員数も少なく私が担当することになり引き継ぎました。その流れで今も経理関連の業務にも携わっているという感じです。今はかなりの部分を管理部の別のメンバーが担ってくれていますが、もっとICT関係の業務に時間を使いたいので、ゆくゆくは社内経理については私が関わらなくても良くなる状態までいければと思っています。
──防災関連や廃棄物関連についても、関連資格を取ったり法律を勉強したりされてるのが印象的です。
コンサルタント部で業務を行っていた時は、土地や建造物を調査した結果コンプライアンス上の問題がある点や、それがあることによる将来的な健康被害などのリスク、またそれを改善するための費用などについて顧客に説明したり提言することがありました。でも、管理部になってからは、自分たちの会社がまずそういったこと(法律を遵守することなど)について十分対応できていると言えるのか?というのは疑問ではありました。なので、まずは自分たちが正しい行動をとらなければならないということを常に意識して、足りない部分を徐々に改善していっています。なんとなくでやっていたら、後ろ指をさされるという危機感が常にあります。簡単に言えば、指摘する側から指摘される側になったんですよね。その上で関連する法律を理解し、時には必要な資格を取ることも必要になるかもしれません。
◾”自分で考えて行動し変えていける”ということを忘れないでほしい
──EFAのいいところを教えてください。
なにかを変えることに関して寛容なところです。私が会社PCをWindowsからMacにすることを提案したときも、世の中ではWindowsが主流の中で「やってみたらいいんじゃない」と、私のことを信じて挑戦させてくれました。もちろんメリットやデメリット、費用などの説明は必要ですし、全て受け入れられるかというとそうでないですが、ちゃんと手順を踏めばチャレンジしたい人を応援する環境があります。
──では逆に、よくないと感じるところはありますか?
私が入社した頃に比べると働く環境がすでに整った状態で、その環境が当たり前となってしまっていることです。なにか不満に思うことがあっても、自分で行動して改善していくという流れができていないと感じます。
──会社に要望を伝えるだけじゃなくて、自分もその会社を作る一員として考えて行動を起こすということが、全体的に足りなくなってきているということですね。
はい。EFAのよくないところというより、社員へのメッセージかもしれないですね。皆さんが言う「会社」とは誰のことを指しているのか。名前が分からない人がいるく らいにたくさんの人がいるわけではないですし、社員一人一人も「会社」のメンバーの一員のはずです。新しく入ってくる方も完全に受身じゃなくて、よくないなと感じたところは「どういう風にすれば良くなるのだろう」と自分で考えて行動し変えていける、ということを忘れないでほしいです。そうすれば相乗的に前進していけますよね。
──私自身もそうなんですけど、ちょっとパソコンが動かなくなったりすると、すぐに八木さんに聞いちゃう人が多いというのも、今の話と関連してるのかなと感じました。自分で原因や解決方法がないか調べたりせずにすぐ人に聞いてしまう、という・・・。
これは難しい問題です。IT介護なんて言葉が出てくるくらいなので、世間でも悩んでいる情シス担当、総務、秘書の方は多いと思います。私は、基礎的なPCの操作方法についてなどの質問を受けた際に、その問い合わせが複数人から来ているかとか、質問者の職務においての重要度合いとか、 質問者の学ぶ姿勢というものを基準にして丁寧に回答するかどうかを決めています。
──具体的にはどのような問い合わせがあるんでしょうか?
例えば、オンライン会議のセッティングについて、などです。これに関しては、営業の方であれば、オンライン会議でしっかりセッティングしてお客さんと対峙できるというのは、自分自身の営業スキルの一つであり価値ですよね。使えないのであれば自分の足で営業に行くという方法もあります。しかし、顧客目線では同じ質のサービスだったら、スピードが速い方を求めると思います。そして自分では出来ないから外注するとか、他の人にやってもらうというのであればそれ相応のコストが発生します。こういった当事者意識は重要だと感じています。
──パソコンスキルを身につければ、それだけ自分自身の価値が上がるということですね。
今やパソコンに関してはどんな職種でも使用しますし、「ITリテラシー」と呼ばれて久しいです。ですが、教育現場でプログラミングや情報の授業が必修になったり大学入学共通テストで出てきたりしたのもほんの最近のことなので、社会全体として向上していくにはもっと時間がかかりそうです。私も、もっと勉強してスキルを身に付けないといけないと考えています。
月次でおこなっている全社員が参加するタウンホールミーティングでは、社内全体のセキュリティリテラシー向上のために、八木さんによるセキュリティ勉強会が実施されています。
◾EFAに合うのは”責任感があり最後まで仕事を終わらせることができる人”
──管理部にはどんな人が向いてると思いますか?
視野が広い人が向いていると思います。なにかを変えようとするときに「個人ではこうなるけど会社にとってはどうなのか」とか、「長い期間で考えたときにコストが下がるやり方なのか」とか、「自分が今やっていることは、全体で見たらどの辺なのか」というようなことを考えられる人です。
──さっきお話されていたMacの導入も、短期的には「慣れたWindowsじゃなくなると操作しづらい・・」という意見が出ることは想像された上で、もっと大きな視野でみた価値を考えて進められたんですね。
はい。主にコストパフォーマンスとセキュリティの面で大きな価値があると考えました。パソコンを管理することがEFAのメインの仕事ではないので、煩雑になりがちなPC管理をできるだけ削減し、よりシンプルにすることを考えて思い切って変更することにしました。
──他にはいかがでしょうか?
なんでもかんでも自分の仕事として背負い込まずに、会社の価値を高めるための仕事は何なのかということを考えて、時間をかける必要がない業務はシステム化したり、全て管理部として受けるのではなく、この部分については各部署でやってくださいと伝えることができることも大切だと思います。
──では逆に、管理部に向いていないのはどんな人ですか?
常に解決すべき問題があり色々な仕事が出現するので、ルーチンワークだけをやって変わりたくないという人には向いていないと思います。私の場合は、今やってる自分の仕事をどうしたらなくせるかを考えて、究極的には自分が会社からいなくなっても問題ない状態になることを目指して、業務改善に取り組んでいます。
──繰り返し作業になっているルーチンワークこそ、自動化したり工数を減らす工夫ができる可能性がありますよね。
そうですね。もちろんルーチンワークでやらなきゃいけないものもあると思いますが、自分じゃなくてもできることも多いので、そういう仕事をいかに減らして自分がやるべき仕事に時間をかけるか、ということを意識できるといいと思います。
──次に、EFAにはどんな人が向いてると思いますか?
責任感があり最後まで仕事を終わらせることができる人です。途中で他の人が入らないと終わらない仕事のやりかたでは、任せるということができなくなってしまうので・・・。
──「EFAは基本的に一貫主義」と、金子さんも話していました。たしかにEFAでは「あなたには業務のこの部分をお願いします」という割り振りはないですよね。
では逆に、EFAにはどんな人が向いてないと思いますか?
考えるのが嫌いな人と成長意欲の無い人は向いていないと思います。何も考えずに誰かから仕事をもらっているだけだと仕事を振る人が必要になり、その人は仕事を振るという仕事をするために本来取り組むべき仕事ができなくなってしまいます。
──言われたことだけできればいいという会社ではないので、常に指示を待っている人には難しいかもしれないですね。
そうですね。もちろん私は色々な人がいていいと思っているのですが、ミスマッチが起こると働いている方にとっても働きづらい会社だなと感じるかと思います。それぞれ自分の特性にあった活躍の場を見つけることが、本人にとっても会社にとっても良いことだと思います。
──最後に、八木さんのこれからの目標を教えてください。
まずはMac導入と基幹システムの変更を完了させることです。パソコンを使って仕事をする環境として、セキュリティが担保され社員が安心 して仕事ができるという土台を完成させたいです。
八木さんへのインタビューはこれで終わりです。
会社やメンバーに対する八木さんの真摯な想いがしっかりと伝わってきました。私も管理部メンバーの一員として八木さんとともに、会社の価値を高めるための業務に励んでまいります。
EFAラボラトリーズでは、「正しいことをしたい」「会社とともに成長していきたい」という思いをもつ仲間を探しています。
興味がある方は以下のボタンをクリックして募集要項をご覧ください。
インタビュアー:高野和音
2023年3月にEFAに入社。管理部に所属。
今後の採用活動を担っていくため、各部署の仕事を知るべくインタビューを実施。
EFAへの応募を検討してる皆様と同じ目線で、気になる質問を社員にぶつけてまいります!
インタビュー実施日:2024年6月24日